【天ぷらを上手に揚げるための7つのポイント】

料理

「天ぷらがサックっと揚がらない」「自宅で美味しい天ぷらを食べたい」このような意見にお応えし、家庭で上手に天ぷらを揚げる基本のポイントを紹介します。この記事を読むことで美味しい天ぷらを揚げることが出来ます。

上手に揚げる7つのポイント

1.適切な油温を保つ

油の温度は天ぷらの成功にとって非常に重要です。油温が高すぎると、天ぷらが焦げやすくなり、逆に低すぎると、天ぷらが油を吸いすぎてしまいます。一般的には160〜180度が適切です。

油温を測定するために、温度計を使用すると便利です。温度計がない場合、一片のパン粉を油に入れてみて、パン粉がすぐに浮かり上がってくる程度の油温がちょうど良い目安です。

2.衣の作り方

天ぷらの衣は、軽く、サクサクとした食感が求められます。適切な衣を作るためには、小麦粉、卵、水、薄力粉の分量と混ぜ合わせ方が重要です。

生地は滑らかでドロッとした状態、あまり混ぜ過ぎず少しダマが残る状態がちょうど良い目安です。
衣を付ける前に、食材に軽く小麦粉を振っておくと生地が適度に絡まりやすくなります。
冷たい生地を作りましょう。油との温度差も仕上がりに左右します。生地に1つ氷を入れておくと良いでしょう。

3.食材の下ごしらえ

エビに臭みがある場合は、しっかりと下処理を行います。背ワタを取り除きお酒で洗うと臭みが取れます。また野菜以外は塩コショウを軽く振っておくと味が引き立ちます。

水分をきちんと取り除き、余分な水気を拭き取りましょう水分があると油と反応し、食材がまとわりつく原因となります。

4.適切な分量

一度に揚げすぎると、油温が下がってしまい、天ぷらがうまく揚がりません。少量ずつ揚げるか、大きな鍋を使用して多めの油を使うと良いです。
食材同士がくっつかないよう、揚げる間隔を保つことも大切です。

5.揚げる順番

揚げる食材によって揚げる順番があります。薄皮のものから揚げ、次に厚みのあるものを揚げます。また、にんじんやさつまいもなどの甘みのある食材は最後に揚げると美味しさが引き立ちます。

6.揚げ時間の調整

魚や海鮮は短時間で揚げ、野菜は少し長めに揚げると良いです。具体的な時間は食材の大きさや種類によって異なりますので、揚げながら様子を見て調整しましょう。
油から食材を引き上げる目安は、色づいた食材が軽く浮いてきて、油の中での食材から出る泡が細かく小さいなった状態が上げごろです。菜箸でもちあげてみてパチパチと弾ける音も目安にします。

7.余分な油を取り除く

天ぷらを揚げた後は、余分な油を十分に取り除くことが大切です。揚げたての天ぷらをキッチンペーパー、又は網の上に置いて、余分な油を落とします。これによって、さらにサクサクとした食感を保つことができます。


まとめ

揚げる食材は水気をきちんと取り除くことが大切です。揚げる具材は、水気を取り除くことで油がはねにくくなります。エビは内腹の筋に切り込みを入れておくと揚げやすくなります。揚げる前に食材の下ごしらえや衣の準備に時間をかけ、油の温度にも注意を払ってください。
これらのポイントに気を付けながら、天ぷらを揚げると、美味しく仕上げることができるでしょう。
そして何より、揚げたてを召し上がることで、一層美味しさを楽しむことができます。

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